身内にご不幸があった場合

わかりやすい忌服

古くから日本には、家族や親族に「弔事」があった場合、故人のご冥福をお祈りするとともに、心の痛みを拭い去り不幸を乗越える節目として、一定の期間喪に服し、行動を慎む慣習があります。
地域により差異がありますが、歴史的な習慣や現代生活を検討し、神社本庁では下記のようにまとめておりますのでご参照下さい。

忌中(きちゅう)と喪中(もちゅう)

忌中

  • 故人の死を悼み、御霊(みたま)を鎮める期間
  • 神事や結婚式、公の行事への出席や派手な行いを控え、慎んだ生活を送ります。
    (お祝い事やお宮参りなどの神事は忌明け後に延期します)

※同居家族の場合≪忌明け≫は50日(仏教では49日)
※忌服期間の目安
親・配偶者:50日、兄弟姉妹・子供:20日、祖父母:30日、おじ・おば:20日、いとこ・甥・姪:3日

喪中

  • 忌明け後、悲しみを乗越えて平常の生活に立ち返っていく期間
  • 故人を神さま・ご先祖さまとして敬いの気持ちを持ってお参りします

※忌明け直後は、派手な宴席・慶事は控えますが、生活は普段通りに行ないます。
※神事や正月行事なども平常通り行います

忌中の神事について

お葬式を出された場合(ご家族が亡くなられた場合)

  • ご不幸があった場合は、神棚の正面に白紙を貼り拝礼を控え、忌明け後白紙を外し、平常通りお参りします。
  • 忌明け後であれば春祈祷などの神事や正月行事は通常通り行います。
  • 忌中に新年を迎えた場合は、忌明け後にご家族揃って神社にお参りして、新しいお札を受けます

親族にご不幸があった場合

  • (別居の)親族にご不幸があった場合≪喪≫に服しますが、家そのものは忌中とはなりませんので、神棚やお札は平常通りをおまつりします。
  • 忌中であっても、近親者(親兄弟、子供、祖父母、孫)以外の場合は平常通り正月行事や神事を行います。

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