石動いするぎ神社

  • 石動神社1
  • 石動神社2
鎮座地 秋田市広面字谷内佐渡82
連絡先 018-834-3443(太平山三吉神社)
御祭神 天照皇大神、木花開耶姫命、宇賀魂命
例祭 (春祭)4月5日 (秋祭)9月5日
特殊神事 湯立神事4月5日

御由緒

東山文庫の久保田名所記の宝永6年の記録に「舟木久助という有徳の者あり、ある夜の夢に深山の大石そば立ち、しんしんとしたる所に一宇あり、金銀珠玉を散りばめ、荘厳、口にし難き中に、老僧一人来たりて、汝、われを待つこと、まことに久し、祈る所、誠あらば一宇を建てて崇むべし、氏神となりて汝の子孫を守るべし、我は、これ能登の国の霊神なりと、白龍となりて飛び去り給ふ。夢さめて久助は、能登の国の霊神とは石動大明神の御事なりと思ひなして、一宇を建てて勧請し奉れり。太平荘谷内村広面郷に勧請は正応4年辛卯11月5日で宝永6年己丑迄417年となり、年毎3月5日の恒例の祭礼を行ひ、当社別当舟木氏代々これを務む」とある。
それまでは舟木氏の住家と土蔵の間にあったが、承応元年9月5日に、郷中の水上で土地高燥で立派な所として、現在の所に神殿を建て遷座された。文久元年6月5日、腐朽甚しくなり、再建されたのが現在の社殿である。
明治12年8月10日村社に列せられ、明治43年に村内の神明社と稲荷神社を合祀、昭和4年に幣帛供進神社に指定された。
平成20年太平川の河川改修工事に伴い、神社までの橋が掛けられた。

火産霊ほむすび神社

  • 火産霊神社1
  • 火産霊神社2
鎮座地 秋田市柳田字佐端165
連絡先 018-834-3443(太平山三吉神社)
御祭神 火産霊大神、天照皇大神、宇気持命
例祭 4月28日
特殊神事 湯立神事4月28日

御由緒

祭神は不動明王と蔵王権現であり明治時代より火産霊神社として祀られる。創立は詳かでないが伝説として慈覚大師の草創で御神体は同大師の御作とし(1尺5寸)平安末期より祀られてきたものとしている。
当神社は柳田郷の産土であり、この歴史と切り離せない。日本正史750年の古い昔に明記され、源頼朝の奥羽平定した時その功臣橋公業という人に揚田を賜ったことである。公業はこの外に近くの豊岩、新屋、湊などの地を併せ賜っている。当時の揚田は今の太平、下北手、などを総称したものと思われ、この頃既に不動明王が祀られ、この信仰を中心としてまとまっていたと考えられる。即ち真言宗の思想である山嶽崇拝が盛んとなり、太平山に不動明王、蔵王権現が祀られたのもこの頃であり山麓の里宮として祀られ今日に至る。また現に伝説を脱して当神社の境内の神木は科学的にお宮の歴史を語る。植物専門学者の研究報告には槻の孤立木の樹齢は凡そ千年とある。これによっても平安時代の末の創立を揺るがないものにしている。
これは前記の不動明王が修験によって信仰されてきた思想上の時代ともよくあうのである。

御嶽みたけ神社

御嶽神社

鎮座地 秋田市柳田字石神
連絡先 018-834-3443(太平山三吉神社)
例祭 6月17日