ぼんでん祭

毎年(まいとし)神社の初縁日(はつえんにち)である1月17日には、にぎやかに≪ぼんでん祭≫が行われます。
ぼんでん祭は秋田だけで行われているお祭で、各地で特色(とくしょく)あるぼんでん祭が行われています。

ぼんでん?

ぼんでんはいつ始まったのでしょうか?
ざんねんながら、県内には古いきろくが残っていません。当神社のきろくにも【文化年間(ぶんかねんかん)1804年~1818年】のきろくが残っているだけですので、せいかくな年はわかりません。

『ぼんでん』という言葉(ことば)は、もともと『ほで』(すぐれているという意味)という古い言葉が、時代(じだい)とともに変化(へんか)・なまってできた言葉だといわれています。
神さまが天(てん)からおりる目印(めじるし)であり、まわりをはらい清める神聖(しんせい)なものです。
もともとは紙や稲(いね)で作られていました。

今では下の写真のように竹カゴを色とりどりの布(ぬの)でかざったものが多くなっています。

ぼんでん祭の風景

なぜぼんでんを神社におさめるの?

1番寒い時期に行われるぼんでん祭。
なぜ、このお祭が行われるのでしょう。

それにはいろいろな理由があります。

  • お米をはじめとする農作物(のうさくもつ)が豊かにみのるようにねがいをこめて
  • 家族がそろって健康(けんこう)でありますように
  • ながい冬をのりこえる元気を神さまからいただくため
  • こどもたちがすくすくと元気に育つように
  • 自分たちの住んでいる地域が発展(はってん)するように

そして今では

  • 会社が繁昌(はんじょう)しますように
  • 事故やケガなどがおきないように

といった願いごとも多くなりました。

神さまのお力をいただいて、その1年を元気にすごし、良い年になるようにという願いや祈りをこめて≪ぼんでん≫を神社におさめるのです。
そしてまた、勇壮(ゆうそう)なお祭は、きびしい冬にあって秋田の男の心意気(こころいき)をみんなにしめすとともに、現在では地域の歴史(れきし)・伝統(でんとう)を守り、こどもたちに教えていくという大切な役割(やくわり)もはたしています。

三吉神社のぼんでんの特徴(とくちょう)は?

ぼんでん祭にうたわれる『三吉節―みよしぶし』(ぼんでんうた)に

  • わたしゃ太平(おいだら) 三吉のこども
    人におし負け 大きらい

という一節があります。
神さまのお力にあやかろうと、はげしくもみ合い、先をきそう男衆(おとこしゅう)たちの、気持ちあふれる勇壮(ゆうそう)さと、荒々しさが当社のぼんでん祭の特長です。
1番の見どころはお昼前の時間になります。

ぼんでん祭(クリックすると大きい画像を見ることができます)

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こどもぼんでん

大人たちのいさましいぼんでんとは別に、こどもたちによる愛らしいぼんでん奉納もおこなわれ、町内こども会、保育園・幼稚園、小学校、ボーイスカウト、スポ小など多くの団体がぼんでんに参加しています。
こどもぼんでんは17日当日、またはその前の祝祭日に行われます。

こどもぼんでん風景(クリックして大きい画像を見てね)